ラポールについて
概要
- 名称
- 社会福祉法人いきいき福祉会
- 藤沢事務局
- 〒251-0871 藤沢市善行1-12-9
- 横浜事務局
- 〒240-0061 横浜市保土ヶ谷区峰沢町325-1
- 設立
- 1993年3月
- 基本金
- 2億5400万円
- 事業活動収入
- 14億7472万(2018年度決算)
- 理事長
- 小川 泰子
- 事業所
- 25事業所
- 職員数
- 389名(2019年12月末時点)
沿革
- 1993年03月
- 社会福祉法人いきいき福祉会設立。
- 1994年05月
- 特別養護老人ホーム ラポール藤沢(入居定員50名。内30名は重度認知症対応)、地域介護サービスセンター
ラポール藤沢を開設。
デイサービス事業(定員25名)、相談調整事業(在宅介護支援センター機能)、家族介護者教室、施設入浴事業、緊急通報システム事業、一時入所事業(定員20名)。 - 2000年04月
- 特別養護老人ホーム ラポール藤沢、デイサービス事業、一時入所事業(ショートステイ)、訪問介護事業を介護保険事業として実施することになる。施設入浴事業は廃止。
居宅介護支援事業所(現ケアプランセンター ラポール)を開設。 - 2003年09月
- 平塚市にて、地域介護サービスセンター ラポール平塚(訪問介護)、サポートハウス「和」を開設。
横浜市神奈川区にてサポートハウス「カントゥ西寺尾」を開設。 - 2004年01月
- 横浜市神奈川区にて、デイサービス ラポール西寺尾(定員25名)、認知症対応型共同生活介護(定員6名)を開設。
- 2004年03月
- 平塚市にて、居宅介護支援センター ラポール平塚を開設。
- 2004年07月
- 大和市にて、デイサービス ラポール上和田(定員15名)を開設。
- 2007年02月
- 横浜市神奈川区にて、認知症対応型通所介護(定員3名)(認知症対応型生活共同生活介護内)を開設。
- 2007年04月
- 横浜市神奈川区にて、高齢者用市営住宅等生活援助員派遣事業(横浜市委託事業)を開始。
- 2007年04月
- 藤沢市城南にラポール城南を開設。地域密着型介護老人福祉施設「特別養護老人ホーム ラポール藤沢 サテライト城南」(定員16名、ユニット型)、認知症対応型通所介護「デイサービス ラポール城南」(定員12名)、夜間対応型訪問介護「夜間対応型訪問介護 ラポール城南」、サポートハウス城南(定員7名)、共生型コミュニティ「かるがも」を開設。同時に訪問介護事業をラポール城南に移設し、24時間対応型の訪問介護事業を展開。
- 2008年01月
- 特別養護老人ホーム ラポール藤沢 サテライト城南の空き室を短期入所生活介護にて活用するため、「地域介護サービスセンター ラポール城南」(短期入所生活介護空床型)を開設。
- 2008年03月
- 大和市にて、共生型コミュニティ「ひだまり」を開設。
- 2009年03月
- 居宅介護支援センター ラポール藤沢の名称を「ケアプランセンター ラポール」に変更。
同時に居宅介護支援センター ラポール平塚を統合(廃止)する。 - 2009年04月
- 横浜市保土ヶ谷区にて、特別養護老人ホーム ラポール三ツ沢(定員80名、ユニット型)ショートステイラポール 三ツ沢(定員20名 ユニット型)を開設。
- 2010年08月
- 横浜市神奈川区を中心に買い物サポート事業(横浜市委託事業)を開始。
- 2011年03月
- 買い物サポート事業(横浜市委託事業)の委託終了。
- 2011年04月
- 藤沢市辻堂地域包括支援センターを開設。
- 2012年12月
- 大和市「デイサービス ラポール上和田」閉鎖。
- 2013年05月
- 横浜市神奈川区にて、居宅介護支援事業「ケアプランセンター 西寺尾」を開設。
- 2014年10月
- 藤沢市にて、定期巡回随時対応型訪問介護・看護事業を開始。
- 2016年03月
- 藤沢市認知対応型通所介護事業の廃止。
- 2016年04月
- 藤沢市辻堂地域包括支援センターの2分割化にともない、藤沢市辻堂西包括支援センター、藤沢市辻堂東地域包括支援センターを開設。
- 2016年08月
- 藤沢市にて介護予防通所介護事業「ラポール城南デイ倶楽部」(定員14名)を開設。
- 2017年03月
- 藤沢市老人福祉センター湘南なぎさ荘内食堂「なぎさ食堂」の運営受託開始。
- 2019年04月
- 特別養護老人ホームラポール藤沢移転創設。
基本理念
- 1.
- 社会の一員としての尊厳を支えます
- 2.
- 市民としての生活の価値を大切にします
- 3.
- 自己決定による主体的な生活を尊重します
- 4.
- 福祉コミュニティ形成(まちづくり)の視点で「参加型福祉」社会の実現をめざします
ラポールグループが大切にしているものは
社会福祉法人いきいき福祉会は「市民が設立した、市民のための、市民の社会福祉法人」です。それが実現できたのは生活協同組合という非営利組織の力です。
その意味するものは、
1)「福祉」とは“自分ごと”であり、
2)すべての人の生き方・死に方問題であり、
3)生活丸ごとです。
“損か得か”“良し悪し”という他人が二文法で決められることではなく、一人ひとりの存在価値をいかに尊重し合うかを大切にしています。
だから、助け合い、支え合う参加型社会の実現をめざす、それが、ラポールグループです。
これまでも、これからも、ラポールの基本は「人権の尊重」です。その実現は暮らしの足元の地域に必要なものやサービスを創ることと考えます。
藤沢で産声を上げた「ラポール」は、県内に多くの拠点を創り、25を超える福祉事業を展開しています。これからの日本社会は市場経済成長の時代ではなく、心豊かな社会的経済で心豊かに暮らせる安心な仕組みを創る時代です。
社会福祉法人いきいき福祉会・ラポールグル―プを市民が自分のいのちと暮らしのために使うこと、それがラポールの願いです。そして、これらのことは全てラポールを使ってくれた市民から学んだことです。
いきいき福祉会 理事長 小川 泰子
理事長交代のご挨拶
私が社会福祉法人いきいき福祉会に入職したのは1998年9月14日。社会福祉法人の理事と特別養護老人ホームラポール藤沢の施設長として藤沢・辻堂の駅に降りた時の決意と緊張を今でも覚えています。入職後すぐに私を待っていたのは、介護保険施行準備含め想像を絶する難題が津波のように押し寄せる毎日にさすがの私も、「いつまで出来るか」と考えていたことを懐かしく思います。そして、気が付いたら、その悩んだ時間がそのまま社会福祉法人いきいき福祉会に対する愛情となっていました。2005年からは専務理事として非常勤理事長の横田克巳前理事長の下で仕事を楽しませて頂きました。
さて、介護保険制度はあと3年で施行20年です。めまぐるしく変化する介護保険制度と行政の福祉施策に利用者や事業者は振り回されている現状ですが、日本の人口減少と高齢化はこれからが正念場であることは当事者として考えなければならないことです。
1993年に設立した当法人においても、2009年開設の「特別養護老人ホームラポール三ツ沢」含め神奈川県内に大小28事業展開しています。どれもが地域に住み暮らす生活者ニーズによって取り組んできたものです。しかし、制度改正等のスピード感が無ければ事業者としても経営は厳しい状況となり、当法人においても法人組織の世代交代の時期と考えていました。
今回、横田克巳前理事長より、「この厳しい社会福祉を取り巻く状況を次世代リーダー育成とともに常勤理事長として取り組むように」と、2017年6月3日の法人理事会においてご自身の退任の意を表明とともに、小川泰子に理事長をとの推薦を頂き、選任されました。
この間の横田克巳前理事長が目指した法人の「参加型福祉の実現」を、こうした社会状況だからこそ実現しなければならない、しかも、それは高齢者福祉の枠ではなく、すべての世代のいのちを暮らしに向き合い、さらに社会福祉法人いきいき福祉会としての社会的役割を果たすべく取り組んでまいりますので、皆様のさらなるご指導・ご協力をお願い申し上げます。

つながり・ひろがり

「ラポール」はフランス語の信頼という言葉です。どのような法制度が出来たとしても「信頼」がなければ「人権」は守れないと考えます。そのためには市民の参加、他事業とのつながりが重要です。“つながり・ひろがり”があってこそ「暮らしやすい地域社会」が実現できます。“ひと”のつながりで信頼(ラポール)の輪を拡げます。