1995年開設当初の「特養ホームラポール藤沢」には、日本語を話せないご入居者がいました。その方やその方のご家族・親戚のみなさんが「ラポール」で母国の日常生活習慣を共有させてくださった。このことはラポールの30年の歴史の一ページ。介護現場で多文化を楽しんでいる職員たちの姿があったからです。
今、改めて「多文化共生」ということが強調される時代の背景には、「分断社会」と日本の労働力不足が見え隠れするからでしょうか。
この30年間に出会った外国に関わりのある方、北は北海道から南は沖縄までという日本国内でもそれぞれの“地域文化”を持った方は、ご利用者にも、職員にもそれぞれいっぱいの出会いがあります。
地球市民とともに参加型福祉を実現する、それがラポールグループの「多文化共生」です。
これまでのラポールもこれからのラポールもーーー。