多くの若者との出会いで、、、

2025年2月28日、東京高等裁判所長官から表彰をいただきました。多年にわたる青少年育成支援活動の功績ということですが、私としては「とんでもない! もっとすごい活動に永年取り組んでいらっしゃる方が」と、連絡いただいた時に思わず出た言葉。しかし、振り返ると課題を抱えた若者や大人社会に振り回されて混乱した若者との多くの出会いがあったこと、そして、ひとり一人の若者の笑顔を思い出し、その方たちへの感謝なのだと思いました。

2024年度、NHK朝の連続小説「虎に翼」をほぼ毎朝欠かさず見てから職場に向かった私は、家庭裁判所の重要性を、ドラマでは戦後の混乱の中でのこども若者問題でしたが、今の時代に引き付けて、改めてその重要性を考えていたことを思い、この長官表彰に身を引き締めるものです。高齢福祉の仕事が家族丸ごと福祉になっている今、何よりデリケートなテーマとして、次世代にもっと思いを寄せていきたいと思います。